dtprintinfo
詳細情報
- 作成者
- CDEコンソーシアム(HP、IBM、Sun、Novell)
- 種類
- プリントマネージャ
- ライセンス
- LGPL(2012年以降)
CDEのプリントマネージャ。lpのプリンタをアイコンで、そのキューを一覧で表示し、ファイルをドロップすれば印刷できた。
dtprintinfoはSystem Vのlpシステムからlpstatでプリンタ一覧を読み、各プリンタをアイコンとして、その下にジョブ、所有者、サイズ、時刻のキューを並べた。プリンタのアイコンにファイルをドロップすれば印刷でき、自分のジョブの取り消し、既定プリンタの選択、アイコンと説明を持つプロパティダイアログまではできたが、それ以上のことはない。キューの実体はlpの中にあり、dtprintinfoはその顔にすぎなかった。部数やバナーページを指定する印刷ダイアログは別プログラムのdtlpで、dtpadやdtmailで「印刷」を選ぶと現れた。
変わっているのは-populateフラグだ。rootで実行すると、lpが知る全プリンタを走査し、/etc/dt/appconfig/types以下にプリンタごとのアクションファイルを生成する。これで各プリンタがアプリケーションマネージャのアイコンになり、フロントパネルのプリンタコントロールへ入れられる。lpに手を付けずにプリンタをデスクトップオブジェクトにするCDEなりの方法だった。現代のCUPS環境でも動くのは、CUPSが同じ方言を話すlpstatを同梱しているからで、設計というより偶然に近い。