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dtcm

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-23
詳細情報
作成者
Sun Microsystems(CDEの一部として)
種類
カレンダー
ライセンス
LGPL 2.0(2012年以降)
ソースコード
sourceforge.net/projects/cdesktopenv

CDEのカレンダー。RPCデーモンの上に作られたネットワーク対応のスケジューラで、1990年代のUnixワークステーション群すべてに裏口を開けていた。

カレンダーマネージャはDeskSetの出自で、dtcmとしてCDEに入った。発想は、カレンダーをホームディレクトリのファイルではなくサービスにするというもの。各マシンのrpc.cmsdデーモンがユーザーのカレンダーを保持し、ONC RPCで問い合わせに答える。同僚の予定を見て空き時間を調べ、全員の画面に現れる会議を設定できた。Exchangeが当たり前にするずっと前の話だ。コマンドラインのdtcm_insert、dtcm_lookup、dtcm_deleteでスクリプトからも同じ操作ができ、招待はdtmailの添付として届き、ToolTalk経由で登録された。

代償は、どのワークステーションもroot権限のRPCサービスをネットワーク全体に向けて待ち受けていたことだ。1999年、CERTはrpc.cmsdのバッファオーバーフローを警告した。Solaris、HP-UX、AIXでrootシェルが取れる欠陥で、大学のUnixマシンの多くが数週間無防備だった。1980年代のワークグループ的発想がインターネットとぶつかった教科書的な例である。プログラムは公開されたCDEのコードにデーモンごと残っており、会議文化と脅威モデルの両方を追体験したい人には好都合だ。

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