ダグ・タイガー
Why Johnny Can't Encrypt の共著者。誰にも使えない安全なソフトは安全ではない、と示した研究の立役者だ。
J・D・タイガーはカーネギーメロン大学、のちにカリフォルニア大学バークレー校の教授を務めた。1999年、教え子のアルマ・ウィッテンとPGP 5.0のユーザー調査を発表した。被験者の多くは90分以内に正しく暗号化したメールを送れず、中には気づかないまま秘密を平文で送った者もいた。この論文は、使えるセキュリティという研究分野の号砲とされている。
プロトコルの仕事もある。CMUでは決済システムNetBillの開発に加わり、エイドリアン・ペリグ、ドーン・ソングとは、遅れて鍵を公開してブロードキャストを認証するTESLAを開発した。のちには、相手が積極的に騙しにくる状況で機械学習がどう振る舞うかに取り組んだ。