ドーン・ソング
研究対象が検索可能暗号やバイナリ解析から、ブロックチェーンやAIシステムの安全性へと移ってきたバークレーの教授。
ソングはバークレーの博士課程在学中に、暗号化されたデータを復号せずに検索する最初期の論文の一つを、2000年にデイヴィッド・ワグナー、エイドリアン・ペリグと共に書いた。翌年には同じグループが、対話的なSSHセッションでのキー入力の間隔から、パスワードを推測できるほどの情報が漏れることを示した。暗号は内容を隠すが、リズムは隠さない。
カーネギーメロン大学、のちにバークレーに戻って、バイナリから直接マルウェアを解析するプラットフォームBitBlazeを作った。2010年にマッカーサー・フェローシップを受け、2018年にOasis Labsを創業し、近年は大規模言語モデルがいかに欺かれうるかに取り組んでいる。新しい種類のプログラムに向けた、昔ながらの問いである。