DoQ (DNS over QUIC)
RFC 9250(2022年)で標準化された、QUIC上で暗号化してDNSを運ぶプロトコル。ポートは853。
DoTよりハンドシェイクの負担が小さく、コネクションマイグレーションのおかげでモバイル回線の切り替えにも強い。0-RTT再開を使えば、初回接続後の名前解決はごく短時間で済む。DoHがHTTPの上に載るのに対し、DoQはDNS専用のプロトコルであり、DoTがTCPなのに対してUDP/QUICを使う点も異なる。
AdGuard DNS、NextDNS、Quad9などが対応しており、Android 13以降には実験的なサポートがある。ただしRFCが2022年と新しいため、DoH/DoTに比べると成熟度は低い。今後DoQがDoTに代わる標準的な暗号化DNSになるとの見方があるが、HTTP基盤が既にある環境ではDoHが残るだろう。