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DoT

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-24

DNS over TLS。DNSの通信をTLSで暗号化したTCP(ポート853)で運ぶ方式で、RFC 7858(2016年)として標準化されDoHより古い。専用ポートを使うため企業が管理しやすく、Android 9以降は「プライベートDNS」として標準搭載されている。

DoHとの違いは専用ポートを使う点にある。必要ならファイアウォールで簡単に遮断できる。一方、DoHはWebトラフィックと同じ443番を共有するので、Web閲覧を壊さずに止めることはほぼ不可能だ。性能面では、キャッシュミス時にHTTPのオーバーヘッドがない分、DoTがわずかに速い。競合にはDNSCrypt(IETF標準にはならなかった)や、RFC 9250のDoQ(DNS over QUIC)がある。AndroidのプライベートDNSでは、dns.cloudflare.comのようなホスト名を指定するとDoTが使われる。iOSでシステム全体にDoTを適用するには構成プロファイルが必要で、Mac/WindowsではDNSPrivacy ProjectやStubbyといったユーザーランドの手段を使う。

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