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Dockapp

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-24

時計、CPU負荷、ネットワーク通信量、天気などを表示する64×64ピクセルの小さなXプログラム。Window MakerのドックやAfterStepのWharf、Fluxboxのスリットに置くために作られた。

ジャンルの始まりは1996年のAfterStepで、時計のasclockがNeXTSTEPのアイコンのようにWharfへ収まった。1997年にWindow Makerがドックをデスクトップの中心に据えると、一気に広まった。仕組みはICCCMの片隅にある規約である。プログラムはWithdrawnStateでウィンドウを開始し、WM_HINTSでアイコンウィンドウを指定する。この規約を理解するウィンドウマネージャは、通常のウィンドウを描く代わりに、そのアイコンウィンドウをドック内のタイルの一つとして表示する。理解しないものでは小さなウィンドウがぽつんと出るだけで、動作はするが寂しい見た目になる。

名前はほぼ必ずwmで始まる。wmcpuload、wmnet、wmweather、wmmon、wmix、wmbiffなどだ。最盛期には数百種類がありdockapps.orgに集められ、その後はWindow Maker自身のプロジェクトで今もパッチが当てられている。小さなステータス表示に正方形一つだけを与えるという制約が、そのまま美学になった。アイコンだらけのシステムトレイにまだ置き換えられていない、90年代Linuxデスクトップの数少ない名残である。

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