DirectFB
詳細情報
- 開発者
- デニス・オリバー・クロップ
- 公開
- 種別
- Linuxフレームバッファ向けのウィンドウ機能付きグラフィックスライブラリ
- ライセンス
- LGPL
Xサーバーを介さず、カーネルのフレームバッファ上で直接、ウィンドウ、アルファブレンディング、ハードウェアアクセラレーションを組み込みLinuxにもたらしたグラフィックスライブラリ。
デニス・オリバー・クロップは2000年、Xサーバーでは大きすぎて遅いセットトップボックスや家電向けにDirectFBを始めた。ライブラリはLinuxのfbdevインターフェースの上に薄く載り、フレームバッファに欠けているものを足す。サーフェス、レイヤー、アルファブレンディング、クリッピング、キーボード・リモコン・タッチスクリーンからの入力、そして複数のプログラムが画面を共有するためのウィンドウスタックだ。ハードウェアアクセラレーションはMatrox、ATI、Intel、そして機器のSoCに内蔵されたグラフィックスコア向けの専用ドライバーで行い、ドライバーがなければソフトウェア描画に戻る。Fusionというコンポーネントにより、複数のプロセスが一つのDirectFBコアを共有できた。
欲しいものの大半はその上に作られた。GTKのバックエンド、Qtのプラグイン、SDL対応、DirectFBのウィンドウ内で動くXサーバーのXDirectFBなどだ。2000年代を通じて、非常に多くのテレビやセットトップボックスに載っていた。プロジェクトは2015年のバージョン1.7.7以降静かになり、ウェブサイトも消えた。残っているのはフォークのDirectFB2と、現在はDRM/KMS上で直接動くWaylandコンポジターが担うニッチだけである。小さくてXのないグラフィックススタックという同じ需要は、ほぼ同じ時期にKDriveも生んだ。こちらはXを縮める道を選んだ。