差分線形攻撃
暗号の前半を差分、後半を線形で覆うハイブリッド手法。どちらか単独の手法より多くのラウンドに届くことがある。
1994年にScott LangfordとMartin Hellmanが提案した。暗号を二つに分け、前半では平文の差分が数ラウンドを高い確率でどう伝わるかを調べ、後半ではその結果の中間状態と出力、ひいては鍵ビットとを線形近似で結ぶ。両者を合わせると、単独では扱えない段数の識別器が得られる。
厄介なのは二つの確率が掛け算になる点で、ラウンドが増えるごとに代償が積み上がる。実際には、何かを破るためというより、新しい種類の攻撃に対して暗号に安全余裕があることを示すために使われる。