ダイアログツリー
ゲーム内の会話を、台詞を持つノードと、プレイヤーの返答を表す辺としてモデル化したもの。
各ノードはキャラクターの発言で、そこから出る各辺はプレイヤーが選べる選択肢である。辺に付けた条件(クエストを終えたか、魅力値が足りているか)によって、どの選択肢が表示されるかが決まる。ノードがフラグを立てれば、ゲームの他の部分が後からそれを読める。名前は「ツリー」だが、実際の会話はほぼ必ず「ほかに聞きたいことは?」という分岐元に戻るため、構造は木ではなくグラフである。
初期のゲームは会話をコードに直接書いていた。現在は、プログラマーを介さずライターが編集できる専用フォーマットが使われる。2016年にオープンソース化されたInkleのink、『Night in the Woods』で知られるYarn Spinnerなどである。永遠の課題は組み合わせ爆発で、「意味のある」選択肢が増えるたびに、書き、翻訳し、声優が録音すべきテキストの量が倍になる。