デモツール
ソースコードに直書きせず、タイムライン上でデモを組み立てるための自作エディタである。
初期のデモは純粋なプログラムだった。エフェクトも場面転換も音楽との同期点もすべて手書きで、変更のたびに再コンパイルが必要だった。1990年代後半から、各グループはエフェクトをパラメータ付きのモジュールとしてタイムラインに並べ、リアルタイムで調整し、ビートに合わせて固定できる専用ツールを作り始めた。
これにより作業の重心はコーダーからグラフィッカーやミュージシャンへ移り、パーティー最終日の数時間で作品を磨き込めるようになった。最も有名なのはFarbrauschのWerkkzeugである。ステージ演出やライブビジュアル向けの商用リアルタイムツールにも、こうしたデモツールを源流とするものが少なくない。