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CSIRAC

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-22
詳細情報
開発
トレヴァー・ピアシー、マストン・ビアード
公開年
1949
種別
電子計算機
所有者
CSIR(のちのCSIRO)
所在地
ビクトリア博物館(メルボルン)

オーストラリア初のコンピュータ。第一世代の機械で唯一、完全な形で現存し、しかも世界で初めて音楽を演奏した。

トレヴァー・ピアシーとマストン・ビアードがシドニーのCSIR放射物理学研究所で製作し、1949年11月に初めて稼働した。世界で最初期の5台のプログラム内蔵方式コンピュータの一つである。真空管は約2,000本、水銀遅延線に20ビット×768ワードを保持し、毎秒およそ1,000回の演算をこなした。消費電力は30キロワットで、家10軒分に相当する。

1950年か51年頃、ジェフ・ヒルは本来デバッグ用だったスピーカーをパルスで鳴らし、『ボギー大佐』を演奏させた。コンピュータが音楽を奏でた最初の例だが、誰も録音しようとは思わなかった。機械は1955年にメルボルンへ移って1964年まで稼働し、現在はビクトリア博物館に完全な姿で保存されている。同時代のENIAC、EDSAC、マンチェスター・ベビーは、断片や復元品としてしか残っていないか、跡形もない。

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