CPaaS
Communications Platform as a Service。通信事業者のインフラを自前で運用せずに、SMS・通話・ビデオをアプリへ組み込めるクラウドAPIである。
PBX、SMSC、SIPトランクが要求していた面倒事をすべてHTTPリクエストの裏に隠すという発想だ。認証コードを送りたい、顧客に電話をかけたいという開発者はPOSTを一回投げるだけでよく、相互接続、番号の調達、国ごとの規制対応は事業者が引き受ける。このモデルを2008年に広め、カテゴリ名の由来にもなったのがTwilioである。
競合はSinch、MessageBird、Vonage(旧Nexmo)、Infobip、Bandwidthなど多数で、最終的な原価は通信キャリアの 着信料金(ターミネーション料金)で決まるため利幅は薄い。完成品の通話アプリであるUCaaSやコンタクトセンター向けのCCaaSとの境界は曖昧だが、CPaaSはあくまで部品であり、製品そのものではない。