CopyPlane
ドローアブルから1枚のビットプレーンだけを取り出し、前景色と背景色で塗る。X11 で白黒アイコンに色を付けた仕組み。
CopyArea が両端で同じ深度を要求するのに対し、CopyPlane はコピー元からビットが1つだけ立ったマスクで選んだ1枚のプレーンを取り出し、1のビットを GC の前景色、0のビットを背景色に変換する。そのため、コピー元が1ビットのピックスマップで、コピー先が8ビットや24ビットのウィンドウでも構わない。マスクのビットが0個、または2個以上だと BadValue になる。
需要は実用的なものだった。アイコン、カーソル、パターンは単純なビットマップである XBM で保存されていて、どんな深度の画面にも表示しなければならなかった。CopyPlane はそれをサーバー側の1回の呼び出しで済ませ、GC を変えれば画像に手を入れずに別の色で描けた。フルカラーのアイコンや XRender のアルファが普及してほとんどの出番はなくなったが、リクエスト自体は今も残っており、兄弟分と同じ GraphicsExpose イベントを発生させる。