カラーグレーディング
フレームの色をルックアップテーブルで置き換えて画面の雰囲気を決めるポストプロセス。映画のカラリストに対するゲームエンジンの回答である。
シーンの描画とトーンマッピングが終わった後、最後に行われるのがカラーグレーディングだ。各ピクセルのRGB値を3D LUT(小さな色の立方体)で引き直し、画面全体の色調を寒色寄り、暖色寄り、色あせ、高彩度などへ一括でずらす。テーブル1枚で、シーン側には一切手を加えずに、晴天のステージを冷たい夜明けに変えられる。
発想は映画のカラーグレーディングそのもので、アーティストはPhotoshopやDaVinci ResolveからLUTを書き出してエンジンに読み込ませることが多い。2007年前後にUnreal Engine 3が広めて以来、今ではどのポストプロセスチェーンにも当たり前に入っている。