IT用語集 › セキュリティ › クリフォード・コックス
1973年にGCHQでRSAを発明した数学者。リベスト、シャミア、エーデルマンより4年早かったが、1997年まで公にできなかった。
コックスはGCHQに入ったばかりの頃、ジェームズ・エリスの「非秘密暗号」の構想を耳にした。本人の話では一晩で解けたという。大きな2つの素数の掛け算は容易だが、積の因数分解は難しいという一方向性関数を使うもので、これは本質的にRSAである。リベストらが論文を発表したのは1977年だった。
1970年代のハードウェアでは遅すぎて実用にならず、方式は書類棚にしまい込まれた。2001年にコックスは、メールアドレスのようなものをそのまま公開鍵に使えるID基盤暗号の最初期の方式の一つを発表した。