サブタイミングチューニング
RAMキットのCAS レイテンシ(CL)以外の、二次・三次タイミング(tRCD、tRP、tRAS、tRFCなど)を手動で追い込み、性能を絞り出すこと。特にRyzenで盛り上がる、マニア向けの深い沼。
CLの先には、メモリが各種動作にかける時間を決めるタイミングが何十個もある。XMP/EXPOは安定性重視の控えめな値を設定するが、手動で調整する(tRFCを下げる、tRCDを削るなど)と、レイテンシの低下と帯域の向上を計測できるほど得られることがある。読み出しにはZenTimingsやASRock Timing Configurator、安定性テストにはKarhuやTestMem5を使う。代償は手間がかかること、攻めすぎると不安定になること、そして効果が数パーセントに留まりがちなことだ。それでもゲームやシミュレーションなどレイテンシに敏感な用途では差が出る。Infinity Fabricとの連動があるRyzenで最も効果が大きい。典型的な「収穫逓減」の趣味である。CASレイテンシやEXPO/XMPと関連する。