DDR5 オーバークロック
DDR5メモリをJEDEC標準より高速に動かすこと。EXPO/XMPプロファイルを使うか、周波数・タイミング・電圧を手動で詰める。AMDとIntelでは最適点がかなり違う。
AMDのAM5では、メモリクロックとInfinity Fabric(FCLK)の比率が性能を左右する。「1:1」モード(UCLK=MEMCLK)が最も低レイテンシで、DDR5-6000 CL30あたりが定番の最適点だ。6400前後を超えると2:1に落ちてしまい、数字は高いのにレイテンシが悪化することもある。Intelはメモリコントローラーが寛容で、7200〜8000以上でも実際に効果が出やすく、特にCUDIMMで顕著だ。手動調整ではサブタイミングやVDD/VDDQ/VDIMM電圧、安定性テストまで踏み込む。代償は手間と発熱、攻めすぎたときの不安定さである。最近の自作PCで最も体感しやすい「無料の」性能向上のひとつで、特にRyzenのゲーム用途で効く。EXPO/XMP、CASレイテンシ、サブタイミング調整と関連が深い。