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キャッシュドロワー

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-21

釣り銭や売上金を入れる引き出しは、コンピュータではなくレシートプリンターの周辺機器である。レシートを印字するのと同じケーブルを通る電流パルスで開く。

キャッシュドロワーには電子部品も知能もなく、あるのはバネとラッチとソレノイドだけだ。レシートプリンターの「DK」と書かれたポート(RJ11/RJ12ジャック)が、ESC/POSコマンドを受けると24ボルトのパルスを出し、ラッチが外れる。この仕組みは1879年のジェームズ・リッティのレジスターから受け継いだもので、売上が記録されたときにだけ引き出しが開くため、開閉のたびに痕跡が残る。

マイクロスイッチが引き出しの開閉状態を伝えるが、POSシステムが引き出しについて知り得るのはそれだけである。ネットワーク接続式やUSB式もあるものの、プリンター経由のパルスが業界標準であり続けている。単純で実績があり、プリンターを突破しない限り遠隔操作もできない。

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