カール・ポメランス
RSA-129を破った手法である二次ふるい法を考案した、米国の数論研究者。
ポメランス(1944年生まれ)は1981年に二次ふるい法を発表した。数体ふるい法が登場するまでは最速の汎用素因数分解法であり、100桁前後までは今でも最良の選択肢である。1994年にはその変種がRSA-129を分解した。この課題は、マーティン・ガードナーが1977年に「解読には4京年かかる」と述べたものだったが、実際には8か月と600人のボランティアで済んだ。
ポール・エルデシュとの共著論文の数は群を抜いており、リチャード・クランドールとの共著Prime Numbers: A Computational Perspective(2001年)は、なぜRSA鍵があれほど長くなければならないのかを理解したい人の標準的な参考書である。