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カーボン紙

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-21
詳細情報
開発者
ラルフ・ウェッジウッド
公開年
1806
種別
複写用紙

インクを含ませた間紙で、原本を書くと同じ一筆で複写が取れる。

1806年にイギリスのラルフ・ウェッジウッドが特許を取り、同じ頃イタリアのペッレグリーノ・トゥッリも独自に考案した(トゥッリは目の不自由な伯爵夫人のために初期のタイプライターを作った人物である)。シートにはワックス系の顔料が塗られ、ペンやタイプライターのキー、インパクトヘッドの圧力でその色が下の紙に移る。何枚か重ねれば、一度で複数の複写が取れた。

インパクトプリンターの有用性は、ほぼこれに支えられていた。ドットマトリクスプリンターに複写式の連続伝票を通せば、原本と控えが同時に打ち出せる。出荷伝票や領収書はこれを必要とした。のちにノンカーボン(NCR)紙が主流になり、別紙の代わりにマイクロカプセルが使われた。メールのccは「carbon copy」の略で、今ではほとんど誰も触れたことのない技術の化石である。

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