ブルース・スターリング
サイバーパンクの宣言を書き、続いて米警察によるハッカー狩りを記した、当時最良のルポを著したSF作家。
スターリングは1986年のアンソロジー『Mirrorshades』を編み、サイバーパンクに正典と、綱領のような序文を与えた。現実がそれに似はじめたとき、彼はすでにこのジャンルの中心人物のひとりだった。
『ハッカー狩り』(The Hacker Crackdown、1992年)は1990年の一斉摘発を追う。サンデビル作戦、Steve Jackson Gamesでの押収、そして数ドルで注文できると判明した電話会社の文書をめぐるクレイグ・ナイドルフの起訴。ハッカーも警察もEFFの設立も、同じ皮肉な距離感で描かれる。1994年にスターリングはこの本のテキストを無料でオンライン公開し、初期ネットで最も広く読まれた本のひとつとなった。