IT用語集 › セキュリティ › BREACH攻撃

BREACH攻撃

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-21

推測した文字列が圧縮でどれだけ縮むかを測ることで、暗号化されたHTTPS応答から秘密情報を漏らすサイドチャネル攻撃。

2013年に発表されたBREACHは、2012年のCRIMEを土台にしている。攻撃者は被害者のブラウザに、推測を含んだリクエストを送らせる。たとえば応答にも現れるトークンの推測である。推測が当たると圧縮後の応答が短くなり、その長さが暗号化された通信を通じて漏れる。バリエーションを十分に試せば、秘密を1文字ずつ復元できる。

BREACHが厄介なのは、狙いが応答本文のHTTPレベルの圧縮であり、TLSレベルの対策では防げない点だ。緩和策は、攻撃者が制御できる入力と並べて秘密を反映しないこと、トークンをリクエストごとにランダム化すること、機密性の高いページで圧縮を無効にすることなどである。gzipを止めるのが最も手っ取り早く、そして性能面では最も高くつく。

← 用語集に戻る