ビットセル (Bit cell)
媒体上でちょうど1ビットを保持する固定のクロック区間。磁束反転がその中のどこに、あるいは存在するかどうかは、符号化方式が決める。
回転するディスクではトラックの一片、テープでは長さの一片がビットセルにあたるが、いずれも固定されたクロック区間だ。中身は符号化方式が決める。FMはセルの境界ごとにクロックの反転を書き、1のときはセルの中央にも反転を書く。MFMでは1セルあたりの反転は多くても1回だ。セルを縮めれば1インチあたりのビット数(線密度)は増えるが、やがて反転同士がにじんで区別できなくなる。その下限は媒体の保磁力とヘッドの分解能で決まる。ライトプリコンペンセーションは、この詰まりに対抗して反転の位置を少しずらす。