線密度(BPI)
トラック1インチあたりに入るビット数。面記録密度を決める2つの軸のうちの一方である。
線密度は、トラックに沿ってビットがどれだけ詰まっているかを示す指標で、歴史的にはBPI(bits per inch)で表す。トラック密度(TPI、1インチあたりのトラック数)と掛け合わせると、メーカーが実際に競っている面記録密度(1平方インチあたりのビット数)になる。線密度を上げるには、磁束反転の間隔を短くしなければならない。
間隔が短くなれば、より感度の高い読み取りヘッド(MR、のちにGMR)と、近接したパルスを見分ける賢い検出方式(PRML)が必要になる。最終的には物理が限界を決める。粒子が小さすぎると周囲の熱で不安定になる(超常磁性限界)。これが垂直磁気記録やHAMRへの移行を促した。テープでは、同じ量を1ミリあたりの磁束反転数で表すことも多い。