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双方向印刷 (Bidirectional printing)

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-21

ヘッドの復路でも文字を打ち、戻りの移動を無駄にしない方式。

左から右へしか印字しないドットマトリクスプリンタは、寿命の半分を空のキャリッジを逆方向に走らせて過ごすことになる。双方向で印字すればスループットはほぼ倍になり、ハードウェアの追加費用もかからない。必要なのは1行分を保持できるバッファと、それを逆順に送り出す論理だけだ。1980年にEpsonがMX-80で採用し、キャリッジにヘッドを載せた機種(インクジェットを含む)では標準となった。

代償は位置合わせ(レジストレーション)である。キャリッジにはガタがあり、ベルトは伸び、ヘッドの発射にも微小な遅れがあるため、往路と復路の印字位置は数百分の1ミリほどずれる。本文ならほとんど気づかないが、図形や縦罫線ではギザギザとして目に見える。そのためこの種のプリンタには双方向アライメント調整が必ず付属し、速度より品質が重要なときは片方向印刷に切り替えられるようになっている。

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