バイクリーク攻撃 (Biclique attack)
2011年に発表された攻撃で、完全版AESに対して総当たりより速い初の結果を出した。ただし差はわずかだ。
アンドレイ・ボグダノフ、ドミトリー・ホヴラトヴィチ、クリスティアン・レヒベルガーは、鍵空間におけるバイクリーク(二部完全グラフ)とミート・イン・ザ・ミドルの考え方を組み合わせることで、完全なAES-128を攻撃できることを示した。計算量はおよそ2^126回で、総当たりよりわずかに速いだけであり、実用にはほど遠い。
実際の運用でAESが破られるわけではないが、安全マージンが無限ではないことを思い出させてくれる。