バートン・ミラー (Barton Miller)
詳細情報
- 所属
- ウィスコンシン大学マディソン校
- 知られる点
- ファジング、Paradyn、Dyninst
雷雨でUnixのツールが落ちたことをきっかけに、ファジングに名前を付けたウィスコンシン大学の教授。
1988年の秋、嵐の夜に大学へダイヤルアップで接続していたミラーは、モデムの回線ノイズのせいで普通のUnixプログラムが次々に落ちるのを目にした。彼はそれを授業課題にした。ユーティリティにランダムな入力を食わせ、何が壊れるかを見るのだ。ゴミを生成するプログラムの名前はfuzzだった。
1990年の報告書An Empirical Study of the Reliability of UNIX Utilitiesは、複数のUnix系OSでユーティリティの4分の1から3分の1がクラッシュまたはハングすることを明らかにした。査読者の一部は当初、手法が単純すぎて研究とは言えないと感じたという。今日ではファジングがメモリバグ発見の定番であり、ミラーはベンダーが何か学んだかを確かめるため、この調査を定期的にやり直している。傍らで、実行中のプログラムを動的に計装するParadynとDyninstも作った。