AUXセンド
ミキサーのチャンネルから信号のコピーを共有バスへ送る分岐で、多くのチャンネルに共通のエフェクトを使うのが典型的な用途。
インサートエフェクトはチャンネルの信号経路に直接入り、通過するものすべてを処理する。センドは元の信号に手を加えず、調整可能な量だけを先へ渡す。古典的な行き先はリバーブ用バスだ。10本のチャンネルが一つの「部屋」を共有できるので、まとまりのある響きになり、リバーブを10個立てるよりCPU負荷もはるかに小さい。
センドはチャンネルフェーダーの前でも後でも取れる。ポストフェーダーならフェーダーを下げるのに合わせて残響も引くので、エコーだけが居残ることはない。プリフェーダーはそうならず、モニターミックスに使われる。ヘッドホンの演奏者は、エンジニアがフェーダーに触れるたびに自分のミックスが変わるのを望まないからだ。