オーソリゼーション・ホールド
購入時にカード発行会社が口座の利用可能額を確保しておく金額のことで、この時点では実際の資金移動はまだ行われていない。
カード決済は二段階で進む。まずオーソリゼーション(与信)で、発行会社が承認し、利用可能残高を減らす。その後、加盟店が取引をクリアリングに回す売上確定(キャプチャ)が行われる。この間にあるのがホールドだ。店頭のレジでは数秒で済むが、ホテルやレンタカー会社、ガソリンスタンドは見込み額をあえて確保し、最終金額を後から確定させる。アプリ上で「お金がなくなった」と表示されるのに、厳密にはまだ引き落とされていないのはこのためである。
売上確定が来なければホールドは自然に失効し、期間はブランドや業種によるが概ね一週間前後だ。キャンセルしたはずの宿泊分が数日間残り続けたり、三週間後に出荷するネットショップが再度オーソリをやり直したりするのも同じ仕組みによる。