ATM
銀行の壁に埋め込まれ、カードと暗証番号と引き換えに紙幣を払い出す現金自動預け払い機。
最初のATMとされるのは、1967年6月にロンドン北部エンフィールドのバークレイズ支店で稼働した機械で、ジョン・シェパード=バロンの発案に基づきデ・ラ・ルーが製造した。カードは使わず、弱い放射性の炭素14を付けた引換券を用いた。数週間後にはスウェーデンのウプサラでも稼働が始まっている。暗証番号が4桁に定着したのは、シェパード=バロンの妻が6桁を覚えられなかったからだという話がある。
中身は基本的に普通のPCで、長年OS/2、のちにWindowsが動き、金庫内の現金払出機に接続されている。暗証番号はキーパッド内部でPINブロックに暗号化される。製造はNCRとDiebold Nixdorfが長く主導してきた。現金離れに伴い台数は大きく減り、スウェーデンでは銀行各行が設置を共同所有会社Bankomatにまとめた。