Atari Falcon030
1992年に出たAtari最後のコンピューター。信号処理プロセッサーを内蔵した68030マシンだったが、誰もがPC以外を買わなくなった頃に登場した。
Falcon030はAtari STの後継として作られた。16 MHzのMotorola 68030、トゥルーカラーモードで最大65,536色を表示できる新しいビデオチップ、そして本当の売りだったMotorola DSP56001信号処理プロセッサーを備える。狙いは安価なホームスタジオで、ホームコンピューターとして売られた機械で、複数トラックの音声をハードディスクへ直接録音することが実際にできた。
技術よりもタイミングが悪かった。Atariは1993年、Jaguarゲーム機にすべてを賭けるためコンピューター事業を打ち切り、Falconの販売は限られたままだった。それでも残った小さなデモシーンは粘り強く、DSPはテクスチャマッピングと音声ミキシングが得意だったため、今もFalcon向けの新作デモが出ている。たいていは先にHatariで試される。