Atari ST
詳細情報
- 所有者
- Atari Corporation
- 発売
- 1985年
- 種別
- ホームコンピューター
- CPU
- Motorola 68000、8 MHz
Amigaの宿敵。Commodore 64の生みの親が一年で作り上げ、一世代の音楽スタジオに欠かせない機材となったコンピューターである。
Jack Tramielは憤慨してCommodoreを去り、Atariを買収して、新しいチームにわずか一年ほどで68000マシンを仕上げさせた。完成品はAmigaより単純で、カスタムチップは少なく、音は薄かったが、安く、市場に出るのも早かった。GEMインターフェースはDigital Research製で、ウィンドウ環境はMacintoshに近く、Appleが異議を唱えるほどだった。
STを特別にしたのは背面の二つの端子、MIDI入出力だ。最初から内蔵されていたため、意図せずしてスタジオ用コンピューターになり、CubaseやNotatorといったソフトがここで生まれた。ゲームの世界がとうに別の機種へ移った後も、STはレコーディングスタジオに置かれ続けた。タイミングがPCより安定していると見なされていたからである。