alt.hackers
モデレーターのいないモデレート制ニュースグループ。入会試験は、そこへの投稿方法を自力で突き止めることだった。
alt.*のこのグループは形式上モデレート制で、ニュースサーバーは承認されていない記事を受け付けなかった。ところが提出先となる人間がいない。投稿したければ、自分で Approved: ヘッダーを付ける必要があり、そのためにはニュースソフトウェアの仕組みを実際に理解していなければならなかった。それが狙いだった。自己モデレートを、文字どおりに実行したわけである。
作法として、投稿には必ず ObHack を付けることになっていた。自分が作った、あるいは解き明かした気の利いたことを短く報告する義務だ。関門を通った人は何かを知っていると証明済みなので、Usenetとしては異例に高い信号対雑音比になった。ここでの「ハッカー」は、新聞が使う意味ではなく、Jargon Fileの意味である。