alt.2600
雑誌『2600』にちなんで名づけられた、Usenet上のハッカーとフォーン・フリーカーの溜まり場。名前をたどれば、2600Hzのトーンに行き着く。
2600: The Hacker Quarterlyは1984年に創刊された。誌名は、米国の電話交換機が空き回線を知らせるために使った周波数に由来する。Captain Crunchとブルーボックスが悪用したあのトーンだ。ニュースグループalt.2600は、この雑誌のUsenet上の出先機関となり、フリーキング、ピッキング、OSのバグ、当局による最新の摘発などが話題になった。
ボランティアが保守したFAQは、1990年代にこの分野の入門として最も広く出回った文書の一つである。それ以外は玉石混交だった。まじめなセキュリティ談義は「友達のHotmailをハックするには」と尋ねる新参者に埋もれ、経験者はメーリングリストやPhrackへ去っていった。それでも、ハッカー文化が電話網からインターネットへ移っていく記録としては、このアーカイブは屈指の資料だ。