隣接トラック干渉
トラックを詰め込むと、同じトラックへの書き込みを繰り返すうちに隣のトラックが少しずつ消えていく現象。ATIと略される。
書き込み磁界は、狙ったトラックだけに完全に閉じ込められることはなく、弱い漏れ磁界が隣にはみ出す。トラックピッチが広ければ問題ないが、トラック密度を上げていくと、同じトラックへの書き込みが十分に重なったとき、両隣のデータが少しずつ劣化する。この現象が隣接トラック干渉(ATI)で、サイドイレーズの親戚にあたる。
トラックが意図的に重なり、帯(バンド)単位で書き直されるシングル磁気記録(SMR)では特に深刻だ。対策は、危険にさらされたトラックを間に合うように書き直すリフレッシュ処理、バンド間のガードトラック、そしてトラックごとではなくバンド全体をまとめて書き直すことだ。