アクティブデスクトップ
詳細情報
- 作成者
- Microsoft
- 公開年
- 種類
- デスクトップ機能
デスクトップの壁紙をWebページにし、ニュースを流す「チャンネル」を載せようとした1997年のMicrosoftの試み。プッシュ型ブームを象徴する存在だったが、ほぼ全員が機能をオフにした。
アクティブデスクトップは1997年秋、Windows Desktop Updateの一部としてInternet Explorer 4.0とともに登場し、その後Windows 98に同梱された。デスクトップはブラウザと同じHTMLエンジンで描画され、背景にWebページを置けるほか、その上に天気、株価、見出しなどを載せたチャンネルと呼ばれる小さなペインを置けた。内容は、CDF(Channel Definition Format)で記述したスケジュールで取得される。PointCastとプッシュ型ブーム、つまりニュースはユーザーが探しに行くのではなく向こうから届くべきだという発想に対する、Microsoftの回答だった。同じアップデートでシングルクリックのアイコン、フォルダのWebビュー、スタートボタン横のクイック起動バーも導入されている。
実際にはデスクトップが重く不安定になり、「アクティブデスクトップの回復」というエラーページがちょっとした名物になった。チャンネルは2000年前後に廃れ、Windows Vistaは2007年にこの機能を捨ててガジェット付きのサイドバーに置き換え、そのサイドバーもWindows 8で姿を消した。デスクトップにライブ情報を表示するという発想は、その後のどのOSにもウィジェットとして戻ってきたが、アイコンの背後のHTMLページという形ではなかった。