Action Replay
プログラムを実行中に停止させ、メモリをダンプしてほぼ何でもバックアップできた、Datel社のフリーザーカートリッジ。
Action Replayは英国のDatel Electronicsが出していたプラグイン式カートリッジのシリーズで、C64で特に悪名高かったが、Amigaなど他のホームコンピュータにもあった。ボタンを押すと機械が実行中のまま凍結し、カートリッジ自身のコードが引き継いで、メモリ状態全体をディスクやテープに保存できた。凍結したローダーは、コピープロテクトに関係なくバックアップできたのである。
単純なバックアップのほか、チート(メモリへのPOKEで残機無限)、マシン語モニタ、ファストローダー、ニブラーが同梱されていた。クラッカーにとって、凍結は荒っぽいが有効な道具で、プロテクトがすでに走り終えた後のプログラムを捕まえられた。そのためAction Replayは愛好家に愛され、ゲーム会社には嫌われた。後のリビジョンは、ますます巧妙になるプロテクトとの軍拡競争となった。