Xsession
ログイン成功後にディスプレイマネージャが実行するシェルスクリプト。これがユーザーのグラフィカルセッションを起動する。
XDMがパスワードを受け付けると、ユーザー権限でXsessionを実行する。スクリプトはxrdbでリソースを読み込み、環境を整え、ユーザー自身の~/.xsessionを探す。あればそれを実行し、なければ既定のセッションを始める。startxにおける.xinitrcと同じ役目だが、スクリプトが終わるとセッションも終わり、ログアウトされる点に注意が要る。
ディストリビューションはこれを土台にした。Debianの/etc/X11/Xsessionは、Xsession.dディレクトリにある小さなスクリプト群を順に実行し、パッケージはほかに手を触れずにssh-agent、D-Bus、入力メソッドをここに組み込める。同じスクリプトは出力をすべて~/.xsession-errorsへ書き出す。デスクトップから起動したあらゆるプログラムが警告を書き込むファイルで、デバッグには欠かせないが、ホームディレクトリがいっぱいになるまで膨らむことがあると評判だ。