XOR暗号
平文と鍵をビット単位で XOR する暗号。鍵がメッセージと同じ長さで、ランダムで、1回しか使われない場合にのみ安全になる。
平文の各ビットを鍵の対応するビットと XOR して暗号化し、復号も同じ操作をもう一度行うだけだ。メッセージと同じ長さのランダムな鍵を一度だけ使えば、ワンタイムパッドになる。ギルバート・ヴァーナムは1917年に、電信通信向けにまさにこの方式を考案した。
鍵が短く繰り返し使われる場合は、ビット単位のヴィジュネル暗号と実質同じになる。カシスキー法や頻度分析がそのまま通用し、これはアマチュアの暗号実装で最も多い間違いの一つだ。XOR そのものはセキュリティ機構ではなく、鍵の扱いが正しいときに限って安全になる道具にすぎない。