XMP
メモリモジュールに入っている、標準より高いクロック・厳しいタイミング・高い電圧の設定プロファイル。BIOSでワンクリックすれば、箱に書かれた速度が出る。
背景として、各モジュールのSPDチップにはJEDEC承認の「確実に動く」設定が入っているが、これは現代のキットの実力よりずっと低い。そのためDDR5-6000のキットでもプロファイルを有効にしなければ4800で起動し、新しく組んだPCが期待より遅く感じられる最も一般的な原因の一つになっている。厳密にはXMPはオーバークロックで、負荷がかかるのはモジュールだけでなくCPU内のメモリコントローラーであり、安定性は保証されない。AMDのDDR5向けの同等機能はEXPOと呼ばれ、旧来のAMDボードではXMPの解釈をDOCPやAMPと呼んでいた。不安定になる場合、音を上げるのはたいていメモリではなくコントローラーのほうだ。