XFS
高性能なジャーナリングファイルシステム。1994年にSGIがIRIX向けに開発し、2001年にLinuxへ移植された。RHEL 7以降のデスクトップとサーバーで標準。大容量ファイルと高い並行性(データベースや科学計算)に優れる。
B+木で索引化したメタデータにより、1ディレクトリに数百万のファイルがあっても検索が速い。遅延割り当てで配置が良くなり、断片化も減る。オンラインでのサイズ変更も可能だが、拡大のみで縮小はできない。クォータにも対応する。近年の改良はreflink(カーネル4.16以降)で、ZFSやBtrfsなしにCoW風のスナップショットが取れる。PostgreSQLの導入では定番で、ext4も適切に調整すれば十分使えるが、100コア超のシステムではXFSの方がよく伸びる。RHELの流れとして、/と/homeの標準ファイルシステムはXFSで、Btrfsは実験的な選択肢である。