ext4
多くのディストリビューション(Ubuntu、Debian、Arch)で標準のLinuxファイルシステム。2008年にext3の後継として登場。エクステント方式の割り当て、ジャーナリング、最大ファイル16TB、最大FS 1EB。安定していて実績があり、性能も十分。
「普通に動く」定番の選択肢である。XFSとの違いでは、ext4は小さなファイルと雑多な負荷に向き、XFSは大きなファイルと高い並行性に向く。Btrfs/ZFSとの違いは、ネイティブのスナップショットもチェックサムもないが、余分なメモリも食わないことだ。近年の改良として、プロジェクトクォータ(3.16以降)、暗号化(fscrypt、4.1以降)、大文字小文字を区別しないディレクトリ(5.2)がある。クラウドでも定番で、AWS EC2のUbuntu AMIは標準でext4である。XFSやBtrfs/ZFSを選ぶ特別な理由がなければ、ext4を勧めておけばまず間違いない。