X-Face
送信者の小さな白黒画像を、数百文字のテキストに符号化して運ぶ、メールとUsenetのヘッダ。
画像は48×48ピクセル、1ピクセル1ビットで、compfaceツールによってヘッダに収まる印字可能文字の1行に圧縮された。発想の元は、メールをくれた人の顔を小さなウィンドウに表示するUnixのプログラムfacesだ。この形式に対応したリーダー(GnusやXEmacsなど少数)は、投稿の横に画像を描いた。それ以外の人には、モデムのノイズのような1行が見えるだけだった。
ウェブのフォーラムが当たり前にするより15年早いアバターで、ステータスシンボルでもあった。手作業でドットを打った1ビットの肖像は、ニュースリーダーを使いこなしている証拠だった。後継のFace:ヘッダは小さなカラーPNGを運ぶが、対応するリーダーはさらに少ない。