wxWidgets
詳細情報
- 作者
- Julian Smart
- 公開年
- 1992年
- 種類
- C++のGUIフレームワーク
- ライセンス
- wxWindows Library Licence(例外付きLGPL)
- 公式サイト
- wxwidgets.org
- ソース
- github.com/wxWidgets/wxWidgets
1992年生まれのクロスプラットフォームC++フレームワーク。自前でボタンを描かず、Windows、GTK、macOSのネイティブ部品を包むことで、どの環境でも違和感のない見た目になる。
Julian Smartがエディンバラ大学の人工知能応用研究所で始めた。WindowsとX上のUnixワークステーションの両方で動くツールが必要だったのである。最初の移植先はWindowsとXView、次にMotifで、1997年にRobert Roebling がGTK版を書き、Unixで主流になったのはこれだった。基本の発想は今も変わらない。共通のクラスライブラリが各プラットフォームで組み込みの部品を呼び出すので、プログラムはWindowsではWindowsのボタン、MacではCocoaの部品を、どちらの真似もせずに得られる。
2004年まではwxWindowsという名前だったが、Microsoftが「Windows」の語に権利を主張したためwxWidgetsになった。ライセンスは非公開配布を認める例外付きのLGPLで、wxPythonなどのバインディングと相まって、商用・自由ソフトウェアの双方で広く使われた。Audacity、FileZilla、Code::Blocks、KiCadはいずれもwxWidgetsのプログラムだ。QtやGTKとは、プログラムはどこでも同じに見えるべきか、どこでも正しく見えるべきか、という一点で正反対に立つ。