ウィン・シュワルタウ
1991年に議会へ「電子の真珠湾」を警告し、その後、情報戦についての本を書いたアメリカの著述家。
シュワルタウは学界ではなく、音響エンジニアリングとコンサルティングからセキュリティの世界に入った。1991年に議会で証言し、社会がコンピュータに依存しているせいで、組織的な攻撃に無防備になっていると述べた。「電子の真珠湾(electronic Pearl Harbor)」という言葉はそのまま定着した。同じ年には小説『Terminal Compromise』も出しており、のちに自らネットで無料公開している。
1994年の『Information Warfare: Chaos on the Electronic Superhighway』は、ネットワークを戦場として扱った最初期の一般向け書籍の一つだった。論調は煽りすぎだと批判され、デジタルの大奇襲も予定通りには起きていない。それでも、電力網や銀行、重要インフラについて彼が投げかけた問いは、今ではあらゆる国防予算に恒久的に載る項目になっている。