Wietse Venema(ウィーツェ・フェネマ)
詳細情報
- 所属
- アイントホーフェン工科大学、IBM Research、Google
- 知られる業績
- TCP Wrapper、SATAN、Postfix、The Coroner's Toolkit
Unix管理者なら誰もが、作者を気にも留めずに使っていたセキュリティツールを書いたオランダ人。
1990年頃、アイントホーフェン工科大学でシステム運用をしていたフェネマはTCP Wrapperを書いた。inetdが本来のサービスの前に起動する小さなプログラムで、接続をログに残し、IPアドレスで通すかどうかを判断する。10年にわたり、ほぼすべてのUnixディストリビューションに同梱された。
1995年にはダン・ファーマーとネットワークスキャナSATANを公開し、泥棒道具を無料で配ってよいのかとマスコミに問われた。IBM Researchでは1998年にPostfixを書いた。小さく最小権限のプロセスの集合として作られたメールサーバーで、Sendmailの長い前科への痛烈な回答である。ファーマーとはThe Coroner's Toolkitと、書籍『Forensic Discovery』(2004年)も手がけた。