Whirlpool
2000 年に発表された 512 ビットのハッシュ関数。AES の設計者の一人が作った、AES 風の改良型暗号を土台にしている。
Rijndael の共同設計者 Vincent Rijmen が Paulo Barreto と共に公開した。内部には W と呼ばれるブロック暗号があり、AES の構造を借りつつ、状態は 4×4 ではなく 8×8 バイトで動く。S-box と拡散層に弱点が見つかり二度改訂されたため、現在使われているのは第 3 版である。
欧州の NESSIE プロジェクトに選定され、ISO/IEC 10118-3 として標準化された。それでも広くは普及しなかった。SHA-2 系がすでに至る所にあったからだ。主に、ディスク暗号化で選べるハッシュや、オプションの長いチェックサムツールの中に顔を出す。