弱いIV
鍵に関する情報を漏らしてしまう初期化ベクトル。WEPがFMS攻撃に弱かった原因である。
2001年、Fluhrer、Mantin、Shamirは、特定のIV値ではRC4の鍵スケジュールが最初の鍵ストリームバイトを漏らすことを示した。WEPのIVは24ビットしかなく平文のまま送られたため、攻撃者は鍵のバイトを一つずつ復元できた。IV空間が小さく頻繁に再利用されることが、問題を現実のものにした。
現代のプロトコルは、はるかに大きな空間のナンスやランダムIVを使う。教訓は今も有効で、暗号の強さは鍵設定方式以上にはならない。