IT用語集 › ハードウェア › VESA VBE

VESA VBE

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

PCハードウェアで高解像度のグラフィックスモードを共通の方法で扱えるようにしたBIOS拡張。開発者はグラフィックカードごとのドライバを書かずに済んだ。

VESA VBE(Video Electronics Standards Association — Video BIOS Extension)は、DOSのデモ制作者にとって救いだった。グラフィックカードごとにドライバを書く代わりに、標準のBIOS関数でビデオモードを設定すれば、ピクセルを直接書き込めるリニアフレームバッファが手に入る。対応状況はまちまちで、VBE 2.0を完全に備えたカードもあれば、VBE 1.0止まりのカードもあった。それでも標準があるおかげで、デモを実行ファイル1本で配布し、数十種類のカードで動かせた。1990年代後半の32ビットDOSデモは、VBEに生殺与奪を握られていた。800×600以上の解像度を、既存のハードウェア全体で使える現実的な手段がほかになかったからだ。

← 用語集に戻る